日本の伝統文化、ものづくり業界

nae Inc.は、日本のものづくりに根づくクラフトマンシップを、現代のデザインの源流であり、未来に継承すべき文化資産として捉えています。
繊細で丁寧な仕事、細部まで行き届いた品質、日本人の手仕事に宿る精神性。それらは世界から高い評価を受けており、私たちもまた日本人としての誇りとともに、この価値を次世代に引き継いでいきたいと考えています。
代表・篠原自身が茶道家でもあり、海外での経験を通じて日本の美意識──整えられた空間や、時間の経過そのものに価値を見出す精神性──に強く惹かれてきました。
それは単なる伝統ではなく、現代のビジネスや社会に必要な“静けさ”や“余白”の感覚でもあります。
私たちは、日本の工芸にこそ“日本の強みの集積”があると捉えています。
工芸のなかで培われてきた手触り・間・素材との対話は、インタフェースやユーザー体験として現代のプロダクトデザインにも継承されており、そこにデジタルの技術が融合することで、新たな美や仕組みが生まれつつあります。
変化する技術のなかでも、“本質的な美”は変わらない。それが私たちの信じる日本のデザインの在り方です。
文化や技術の継承において、デザインが担うべき役割は「保存」ではなく「再解釈と価値変換」だと考えています。
伝統を現代の文脈に再編集し、ブランディングや体験設計を通じて、新しい市場との接点を創出する。
ときに国内だけでなく、海外における高付加価値な展開を支援することで、日本の職人技術や精神性を次の世代へとつないでいきます。
今後は、伝統産業との協業を通じて、技術・文化・経済のバランスが取れた新しい仕組みの創出にも取り組んでいきます。
文化を守ることが、社会を進めることとつながるように。
nae Inc.は、その接続点をデザインしていきます。
日本の伝統文化、ものづくり業界
Every journey begins with a conversation. Let’s shape something meaningful — together.